10代に多い性病に効くジスロマックは眼科でも処方

診察室
ジスロマックは、クラミジア、マイコプラズマ肺炎、歯周病といった幅広い治療に用いられている薬です。一般的に感染症は、原因菌に感染後、体内で菌が繁殖していきますが、この繁殖の際に必要となるのがタンパク質の合成です。ジスロマックはタンパク質の合成を阻害する働きを持っており、これによって細菌の繁殖を抑制してくれるのです。
ジスロマックが効果を発揮するクラミジアは、数ある性感染症の中でも日本で最も感染者数が多いと報告されています。しかも10代や20代といった若い男女の感染者数が多いのが特徴です。その理由として挙げられるのが、再発です。1度クラミジアと診断され、医師の処方のもとジスロマックで菌を完全に死滅させた方は、再発してもほとんど病院を受診する事がないのです。10代は性感染症に関する知識が乏しい上に、経験者同士で性交渉を繰り返す傾向にあります。つまり経験者のうち1人でもクラミジアに感染していれば、再発する可能性が十分にあると言う訳です。
また、特定のパートナーとのみ性交渉を行っていればクラミジアが再発する事はないと考えている10代も少なくありません。しかしそのパートナーがクラミジアに感染していれば、再発する可能性があるという事を把握しておく必要があるでしょう。
さらに、性感染症と言うと性器の周辺に異変が生じるものと考えている10代がほとんどです。実際は、まぶたの腫れや目の充血で眼科を受診したらクラミジアが原因だったという事も十分にあり得るのです。これらもジスロマックを服用する事できちんと完治させる事が出来ます。
ただ、眼科の受診が遅ければ最悪失明に至る危険もあるので、異変を感じたら早めに眼科を受診しましょう。